2006年5月11日
献血離れが進んでいる

10日のYahooニュースで、若者の献血離れが報じられていました。

厚生労働省が10-20代を対象に初めて実施した献血の意識調査で、若者が献血をしたことがない理由として最も多かったのは「針を刺すのが痛くて嫌だから」という結果が出ていたということです。

なるほど、そうだよね。わたしも同じ理由で献血をしたくない人です。

しかしそんな事を言っていたら、誰も献血しなくなりますよね。

とくにリウマチ患者さんは手術をする機会は多いし、貧血気味な方も多いですからね。

全く人ごとではありません。

輸血用血液の不足はずっと前から叫ばれて続けていますものね。これから若者が減り高齢者が増加する少子高齢化時代がきます。もう来ています。

何とか血液を得る工夫が必要です。

若者を献血に動員するには・・・

ということでこんなニュースを見つけました。

高級ホテルで献血 リッツカールトンが会場提供

これなら私も行きます。

リッツカールトンって大阪で今一番豪華なホテルです。

一泊3万から4万円くらいするのですがそれはそれは豪華で一度は宿泊してみたいホテルです。

因みに私はこのホテルのランチに一度だけ行ったことがあり、トイレもたまに利用させていただいています。

5月22日に実施するそうですが、ホテルの宴会場にベッドを持ち込んで献血するそうです。やってみようかしらと思いますがこの日は仕事です。どれだけの人が来てくれるのか楽しみですね。

評判が良かったら、このような試みを他でも増やして欲しいですね。

献血場所の提供や面白い試みをした企業やホテルに表彰制度を設けるとかもしたらよいと思いませんか?

それから、痛い思いをして献血するのですから献血中はリラックスできる雰囲気を十分にして帰るときにはおみやげの工夫をするなどあったらうれしいですよね。

冬場は皆さんが寒さで体調を崩しやすいから血液も不足しやすいんですって。冬場は特に献血しようと思えるようなキャンペーンをしてほしいですね。

あ、そうそう貧血で思い出しましたが、製薬関連ニュースでエポジン注射の副作用に「血小板増多」が追記されたそうです。エポジンっていう遺伝子組み換えヒトエリスロポエチン製剤で手早く言えば貧血を改善させる薬です。リウマチの人は注射したことある人もおられますよね。

エポジンを投与中に検査値の血小板(Platelet)が多くなってきたら副作用が出ている可能性がありますから注意深く検査の推移を見ましょうね。


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