2006年6月29日
思いこみはリウマチに悪影響

きょうはこころの方面のお話をしましょう。

関節リウマチをわずらっていると、痛みや生活の制限だけでなくストレスも大きくなったりして「こころの病」にかかることが多いということも既に多くの文献の結果からわかっています。

ですが、治らない・寝たきりになる という思いこみ病気をより深刻な方向にするということもわかってきています

リウマチではないかと思い始めたひとは、リウマチに関する情報をあちこちで探し、悪い情報だけを自分のなかに取り込んで、より落ち込む場合があると思います。

また、既にリウマチである人は、より痛みがひどい日や、検査結果が悪かったりすると悪い方向に考えることがあると思います。

そしてリウマチになって長い月日がたつ人も、時には悪い予測をして、落胆することもあるでしょう。

時にはそのようなことがあるかも知れませんがそういう気持ちになったときこそ、気持ちを切り替え少し客観的に物事を捉えることができる練習をしましょう。

冒頭に書きましたように、長く落ち込むことや、病気を深刻に捉え「治らない・寝たきりになる」という思いを強くすることが病気をより深刻にするし、痛みも強くするということが多くの論文で既にわかっています。

痛い・苦しいという事実は変わらないのですが、気持ちの持ちようだけでも変えていくことは出来ます。

それには趣味や友人、自分を支えてくれる人が必要です。

人間は一人では生きられないものだと思ってよいでしょう。

それからストレスは発散させましょう

ときには文句を言ってよいのです。当たり散らすというのも支えてくれる人がいて理解してくれるならよいとおもいます。

口に出さず貯めておくのは最もよくないことです。

ですが・・・

いつも当たり散らしていたり依存しすぎると誰も支えてくれなくなりますのでご注意を!


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