2007年2月16日
あるある大事典にあった捏造事件と納豆

TV「あるある大事典」でおこった納豆のダイエット効果に関する捏造事件は大変な注目を浴び、そのほかの番組でもデータの捏造が次々と明るみに出ていますよね。

きょうは、この件に関連する話題を書いてみました。

長らくブログ更新を怠っておりましてすいません。忙しさに追われついさぼってしまいました。

さて、わたしがお休みしている間に納豆に関して大変なことが起こっていましたね。でもわたしこの「あるある大事典」を見て居らず世の中のブームを知ったのは数日後だったんです。

まず、スーパーに納豆がなくなっていた。

植物性タンパク質の王様である納豆なのですが、わたしは大好きというわけではありません。でも肉のように脂肪が気にならないし、身体にとっても良いので努めて食べるようにしています。しかし・・・

月曜日

夜にスーパーに行くと無いんです。なんかおかしいと思いながらもまだブームを知りませんでした。

火曜日

午後3時頃、同僚(わたしより10歳は年下です)の部屋に行くと、机に向かいながら一人で納豆だけを食べているのです(おやつに納豆?)

さすがに異様だったので「どうしたの?」と聞くと「知らないんですかー?納豆がダイエットに効くってあるあるで言っていましたよー」っていわれました。

そこで初めて世の中のブームを知ったのです。

しかし、その数日後にあらゆる捏造を知ることになりました。

  • アメリカの大学教授の吹き替えがでたらめ (すぐにバレることなのにね)
  • 被験者の中性脂肪値を測定もしていないのに測定し正常値だったように報告 (こんなことする?)
  • 血中イソフラボン値やデヒドロエピアンステロン(DHEA)というホルモンの値も捏造だった。

 わたしは、この事件によって明らかになったこと3つあると思っています。

1.国民の健康意識、特に肥満やダイエットに対する関心の高さ

2.メディアをはじめとする情報の氾濫に振り回される国民の多さ

3.情報に対する信頼性が問われる、そして何を信じたらよいかわからない世の中なのだということ

食品や健康食品・代替療法などに対する知識を国民一人一人がしっかり持たないといけないということです。信じるならまず調べてから口に入れるということをしましょう。自分の判断力を養うと言うことも大事ですね。

健康食品に関しては「健康食品」の安全性・有効性情報というページがあります。このなかでもおすすめなのが健康食品の素材情報データベースです。これには食品の安全性の根拠となった研究データがリンクされていて、根拠のないものも判別できます。

皆さんもこういうデータベースで調べてみてください。


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