2007年5月24日
お薬服用 投薬の工夫

皆さん、気持ちの良い毎日ですね。この時期は雨も少ないのでリウマチの方々も過ごしやすいのではないでしょうか?もうすこしすると梅雨がくるので戦々恐々ですが・・・

今日は、日頃皆さんが工夫されているだろう「お薬」に関する工夫について書かせて頂きます。

お薬には、内服薬・貼り薬・塗り薬・点眼薬・座薬・うがい薬などいろいろありますよね。

リウマチだといろいろなお薬を使っておられることと思います。それらはちょっとした工夫で服用しやすくなるものです。

今日の私の記事だけではアイデアに限界がありますので「私はこんな工夫しているよ!」というのがありましたらこの記事の下の「コメント欄」におたよりください。皆さんに教えてあげたら喜ばれるのではないでしょうか?

内服薬:

散剤の場合は、袋を斜めにカットすると口に入れやすくなります。水薬は、スプーンや中華料理のスプーン(レンゲ)を使うとこぼさず服用できるでしょう。

また、オブラートやゼリー状オブラートを使うと服用しやすいです。薬局に売っています。子供用はいちご味やチョコレート味などもあります。お好みならそちらを!おいしいかどうかは?です。

袋に入っている薬は中身が何かわからないので朝夕で内容が違ったりする場合には、病院でもらったらすぐ、色つきマーカーなどで線を引き区別しましょう。薬の飲み間違いを防ぐことができます。

貼り薬:

貼り薬はどういう機序で効くのでしょう?それは皮膚の毛細血管から吸収されて腎臓で濾過(ろか)されるのです。ですから湿布薬など貼りすぎると腎機能を弱めてしまうのでシップは一日2枚程度にとどめておきましょう。体中に貼っている人はいませんか?思い当たる人はいるはずです(苦笑)。

汗やアカはとってから貼りましょう。濡れた身体もダメですよ。すぐはがれてしまいます。

塗り薬:

多く塗ったから良く効くというものではありません。適量でお願いします。

点眼薬:

皆さん、目薬は目頭(お鼻側)にさすと思っていませんか?医者に聞くとそれはどうやら間違いらしいです。下まぶたに落とすのがよいらしいんです。人差し指でべーっとしてそこに差すんです。

外出先でスマートな目薬のさし方というサイトを見つけました。参考にして下さいね。

座薬:

リウマチのかたは痛み止めに使っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?入れるのも一苦労ですよね。

座薬挿入器など便利グッズもあったりしますよね。座薬を使うと便がしたくなるときはあるでしょうが使用後30分くらいは我慢しましょうね。出しちゃうとせっかく入れた薬効が無くなります。どうしてもとだめというときは再チャレンジの覚悟で!

それから挿入時は、手が汚れますからビニール手袋かサランラップを手に巻いて下さいね。ビニール手袋は高いからサランラップが私としてはお勧めです。

座薬を半分しか使わないつもりのときは、外袋をとってハサミで切ると滑ってうまく切れないので外袋のまま斜めにカットしましょう。ナナメにすると挿入しやすいです。挿入時には、べビーオイルやサラダ油、オリーブ油などで滑りやすくしましょう。

体温(37度程度)より熱くなると溶けるので真夏は炎天下におかないで下さいね。お出かけ時はデパートなどでもらう小さい保冷剤とともに袋に入れお出かけするとよいでしょう。

うがい薬:

濃度は薄すぎず濃すぎず定められた量を守りましょう。ついけちって、それからイソジンなんかは苦いので薄めたくなりますが。通常、水道水でうすめてOKです。ぬるま湯でもOkです。それからご家庭でアルカリイオン水を使っている人はヨウ素の能力が低下するので使わないで下さい。


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