2007年6月19日
痛みや症状と仲良く過ごす工夫や考え方

いよいよ梅雨の到来ですね。痛みませんか?

湿気が多くこのシーズンはリウマチの方々にはきつい季節ですよね。

痛みや倦怠感のコントロールが大変なのではないでしょうか?

今日は、痛みや症状と仲良く過ごす工夫や考え方について書いてみました。

リウマチをわずらっていると痛みと仲良くすることが必要になってきますよね。

「仲良くなんてできない!」という声が聞こえてきそうなのですが

ご自分の痛みを分析してみたことはありますか?

痛みが起こっているときは

何をしているときか?

昨夜の薬は何時に飲んだのか?

何時に寝たか?

何時に起きたのか?

きょうの天候は?

気にしていることやストレスに感じていることなどあるのか?

人間関係はどうか?

などいろいろ書きとどめておくのです。

痛み止めを飲むタイミングもいろいろ試してみましょう。

試してみて上に書いたような痛みの状況を記録してみると

だんだん自分の痛みかたやタイプがわかって来ると思うのです。

以前、研究させて頂いたかたは、「あれえ、遅く寝た翌日は痛いことが多い事に気がつきました」

といって居られた方も居られました。

わたしが、病院の集中治療室や整形外科に勤務していたときに出会った患者さんでの経験ですが、痛みを絶対ピークまで我慢してはいけません。「あ、ちょっと痛いかも?」というところで痛み止めを服用しましょう。ピークまで行くともう痛み制御する神経が受け付けてくれなくなります。

もし今日は痛み止めを服用しない!と決めている場合は、”気晴らし”に専念してください。たとえばテレビ・ビデオ・ゲーム・趣味などに没頭して痛みを忘れる言うことです。

痛み感覚には心因的な要因の影響も大きいことが知られています。嫌なことがあったりふさぎ込んだりしていると痛みを強く感じることも多いでしょう。ですから痛いときには努めて明るく前向きにを心がけましょう(難しいのですが)。

それから当たり散らして良い人がいて許してくれるなら「痛いのよー」と情動的に訴えてもよいです。あまり頻繁になると受け止める相手も疲れますのでほどほどにする必要がありますが、我慢するということがとてもストレスを大きくするので時にはそういう対処も必要です。

皆さん、この季節をうまく乗り越えましょう。


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