第7回兵庫リウマチチーム医療研究会に参加しました

分担研究者の先生が世話人をされている研究会。
兵庫県の多職種が集まり実施している研究会で今回は第7回目でした。過去最高の参加者288人もの人たちが集まりました。もうまるで学会状態ですね!
毎回、各職種や補助具の企業さんなどから興味深い発表やレクチャー、教育講演があり毎回充実した会で回を重ねるごとに内容も専門的でレベルの高いものとなっています。
今回もすごーいグレードアップ。参加してよかったーとおもいました。
ミニレクチャーでは、神戸大学病院の歯科衛生士さんによる「リウマチ治療と口腔管理の必要性 ~歯科衛生士の立場から~」でした。
リウマチにより手指機能が低下すると歯磨きなども困難になってきますが、口腔の手入れが出来ていないリウマチ患者の口腔に関する講義内容でとても興味深かったし、
臨床現場ではこのような困難例も多いことや、それに対してどう対応しているのかも知ることが出来ました。
わたしの研究でも、リウマチ看護師の専門性に関するデルファイ調査結果からNsが高めたいと思っている専門性に関して「口腔ケア」は上位30位中の20位に挙がっていましたので、この領域にも力を入れる必要があると感じていたところなので今後連携して行けたらいいなあ。
次の教育講演では、聖路加国際病院の医師に「チーム医療としてのリウマチ臨床~看護師も活動性を評価する時代へ~」をご講演いただいた。会場内全員がリウマチ患者の活動性チェックをフィジカルアセスメントしながら行った。とてもわかりやすく簡単に教えて頂き、これも今後のNsへの教育に使えると思いました。本研究は医師との連携が必須であり医師にも分担研究者になっていただいているため、このような方法をどう広めるかについて検討していきたいえす。休憩時間には、わたしの開発したふきん絞り器を企業案と共に展示いただき休憩時間に多くの人に紹介することが出来ました。

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  • 兵庫県立大学 大学院 看護学研究科