災害直後から10時間のイメージ 地震 編

災害直後から10時間のイメージ 地震 編

災害直後から10時間のイメージ(地震) をしてみましょう。

災害発生5-10分 : 自分の身を守る  

自身と家族の身の安全を優先 丈夫なテーブルや机の下に身をかくし、頭を保護する。

慌てず消火(ストーブの火、ガスの元栓、電気器具のコンセント)する。

慌てて外に飛び出さないで周囲の状況をよく確かめ戸を開け出口を確保する。

災害用伝言ダイヤル・災害用伝言板(携帯電話用・web171)に伝言する。
伝言内容は、「私は無時で、○○にいます。」

災害発生30分~5時間 :災害情報、避難情報の入手

自分や家族の無事を確認したら…

家や家具の下敷きになった人の救出・救命・応急手当、消火活動を隣近所で協力しあう。

避難所へ行く途中(逃げる方向)に要援護者の家へ寄る。

・歩けない人のところには2人以上で行き、毛布やシーツを使い運搬する。

・要援護者は、玄関に毛布やシーツを用意しておき、平常時から備えておく。要援護者自身も自分でできるkとはする努力が必要である。

たとえば、自分で玄関まで這い出てこれるのか、それは無理なら家の中のどこにいるのか?

・避難時の必要物品を持って避難できるように平常時から備えておく。靴を履いて避難する。

 

災害発生 5時間~10時間

避難所に到着後は、健康に留意し、生活を整えられるように努める。

自宅が安全な場合もあり、その場合は自宅で避難しながら災害情報の入手に努める。

自宅にいると決めるなら、備蓄などの備えを万全に!

      安全な自宅か災害前に査定しておくことが必要

 

【避難時の必要物品】

飲料水(1人1日3リットル)

食料 (赤ちゃんがいる場合は粉ミルク)

救急医薬品類(1週間分の常備薬とお薬手帳または処方内容コピーも忘れずに)

予備電池(携帯電話、携帯ラジオ、懐中電灯等)

現金や貴重品

保険証、電話帳(アドレスブック)

下着類、タオル、ティッシュ、サランラップ、軍手、メガネなど

※食料及び飲料水は家族全員3日分が必要


  • 兵庫県立大学 大学院 看護学研究科