2007年11月21日
医龍見てますか?

こんにちはー。大変ご無沙汰してしまいました。

近頃、超がつく忙しさで体も心もぼろぼろです・・・。

といってもこのブログをさぼっていたいいわけにもならないのですが・・・・

きょうは、いま数少ない楽しみの一つである「医龍」に関連してひとこと。

今は研究を中心にした仕事をしていますがじつは私、長くICUCCUという集中治療室のNsをしていたのです。ですから「医龍」のような大手術をする場面やICUで患者さんが療養している場面などはとっても懐かしいのです。

「医龍」のありえないストーリーやありえない手術手技や時間は、あまりに漫画でリアリティが無くって笑っちゃいますけど、微妙に世の中で問題になっている事実を想起させるようになっている演出がいいですよね。

ドラマでは、手術をして劇的に改善する場面ばかりでてきますが現実は決していいことばかりではなく、手術を受けたが故に起こる障害や合併症もあります。

手術を受ける際には、ご自分の体ですから勉強しなきゃいけないところはきちんと調べたり疑問は必ず聞くようにして下さいね。

手術するのは自分だし、医師は体を治すことがお仕事です。遠慮しないでなるべく医師と対等の立場なんだと思いましょうね。

昔は、手術を受ける患者さんが「もうこうなったらまな板の上の鯉だ!」っていっておられる野をよく聞きましたが、決してそれではいけません。鯉ではありません!人間です!

病院選びをするときにもその病院に入院や手術した人の意見、またその病院に働く医療従事者に話を聞けたら良いと思います。

セカンドオピニオンを利用するのも手ですが、料金が発生する(しかもその料金は病院に寄って違う)のでこちらに関してもよく調べましょうね。

近所にNsがいたらどうしたらよいか相談にのってくれる場合もあるかも知れません。


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