2010年6月23日
タオル絞り器 その後

皆様、こんにちは!

タオル絞り器についてその後どうなっているのか気にして下さっていた人々も居られるかなと思っています。

あれから何も進んでいないのではなく、結構着実にやっています。

特許や実用新案のこともあり、少し情報をお出しできない状況だったのでこのブログもお休みしておりました。

進捗状況を言いたくて言いたくてしかたなかったのですが・・・(笑)

私は特許や実用新案のような権利は不要なので企業さんにあげちゃおうとおもって、既に登録を済ませました。だって売れるようになるかも、製品になるかもわからない中で、ずっと作り直しの多大な努力をしてくださっているのは企業さんですから・・・

私はこの製品が早く世に出ることだけを願っています。

「産学連携」としてシーズとニーズの融合がうまくすすんでいて私も企業さんもわくわくしています。

4月から5月はじめに地域住民の皆様にご協力いただき、いま出来上がっている「タオル絞り器」を体験して頂きました。

詳細は学会発表で示す予定なのですが、分析した結果、年齢・性別・握力に依存せず絞れそうなんです!

利用者にも医療者にも割と好評です。

リウマチ専門病院のスタッフにも見せ、実際にリウマチ患者さんに使用して頂けるように病院の研究倫理委員会にも承認頂きました。その際に、医師や看護師さんもとても興味を持ってくださいましたし、アドバイスもたくさん頂きました。

脳疾患患者さん(片麻痺のある方々)にもプレテストをさせて頂きました。最大の悩みは片手でも旨く絞るということです。今の状態でもできるのですがもっと楽に絞れるように今、改良中です。

しかも、ユーザー試験をしているうちに住民の皆さんにもいろいろ参考になるアイデアも頂き、形も相当変わってきました。難問だったシンクの中に置くということもどうやらできそうな感じなのです。

実物をお見せしたいのですがまだ、記者発表などまだしてないので少々お待ち下さい!


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