2016年5月23日
熊本地震 看護活動報告
2016年5月2日~5日まで、兵庫県看護協会災害支援ナースとして熊本地震での活動に行かせていただきました。
このたびの、看護活動は兵庫JMATが統括を担ったため、これまで私が体験してきた看護活動とは少し違い、中枢でのコマンド(指揮)活動が中心であったため、別の意味で大変勉強になりました。
災害時のコーディネートと多職種連携する際に、以下のような能力が要求されるなあと実感いたしました。
1.各組織の動きを把握する
医療チーム・行政・自衛隊・保健師・医師・薬剤師・歯科医師・ボランティア等
2.情報は自ら取りに行く
3.誰にでも話しかけ、連携する
4.少々厚かましいことをうまくお願いできる能力
5.先読みする力を養う(各組織の動きが分かっていることが前提)
活動場所:熊本県益城町保健福祉センター
主な業務:兵庫県医師会のJMAT活動の看護職メンバーとしての参加
内容:
①保健福祉センターにある医療対策本部内での参加チームや多職種のコーディネート・・・医療対策チーム内での看護師としての統括業務
* 兵庫県は各職種(医師・看護師・薬剤師・歯科医師)とも統括を担っている
②空いた時間を使って、保健福祉センター避難者(400人)の看護ケア
③カンファレンスへの参加・・・9:30と17:00の1日2回
5月4日夕から兵庫県看護協会災害支援Nsも統括看護師として発言することとなった。
5月4日夕から兵庫JMATチームだけの夜間カンファレンスを開始した。
5月5日から統括(兵庫JMATと統括サポートチーム)が、11時30分と16時に内部カンファレンス
をすることになった。
この活動に参加させていただけましたことを兵庫県看護協会と兵庫県医師会に感謝申し上げます!