リウマチ看護師の看護実践能力尺度
リウマチ看護師の看護実践能力尺度は神崎初美らが2018年に開発しました。
この尺度は5因子「リウマチに関する知識と技術力(7項目)」「聴く力(3因子)」「リウマチケアを円滑に運ぶ力(6項目)」「セルフケアの方法を指導し技術を実践する力(3項目)」「療養生活を支援する力(4項目)」合計23項目からなります。
測定可能な範囲:各因子の合計点と総合点でリウマチ看護師の看護実践能力を測定することができます。自己評価尺度としては信頼性と妥当性は検証しております。
探索的因子分析で23項目5因子「リウマチに関する知識と技術力(α=0.863)」「聴く力(α=0.919)」「リウマチケアを円滑に運ぶ力(α=0.836)」「セルフケアの方法を指導し技術を実践する力(α=727)」「療養生活を支援する力(α=0.770)」となり,確証的因子分析により適合度を確認し,comparative fit index(CFI)=0.926, Standardized Root Mean square Residual(SRMR)=0.06, RMR=0.049,Root Mean Square Error of Approximation (RAMSEA)=0.06
リウマチ看護師の看護実践能力尺度の客観的評価での活用についてはまだ信頼性と妥当性を確認しておりませんので自己評価尺度として使っていただくのが望ましいと思います。
本尺度の測定方法:1:「全くしていない、2:「ほとんどしていない」、3:「ややしている」4:「だいたいしている」、5:「とてもよくしている」の5段階評定を求め、高得点ほど自己評価による看護実践能力が高いことを示します。
使用については、神崎初美までお問い合わせいただいたらどなたでも使用いただけます。
kanzaki★huhs.ac.jp にメールでお問い合わせいただくかこのホームページのフォームメーラーに直接書き込みいただくかしてください。
★を@に変更してください。
神崎初美、金外淑、松本麻里、元木絵美、三浦靖史、松本美富士、泉キヨ子:
臨床リウマチ,30(3),166-174,2018.
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番号1~7:リウマチに関する知識と技術力 7項目合計35点満点
番号8~10:聴く力 3項目合計15点満点
番号11~16:リウマチケアを円滑に運ぶ力 6項目合計30点満点
番号:17~19:セルフケアの方法を指導し技術を実践する力 3項目15点満点
番号20~23:療養生活を支援する力 4項目20点満点
合計点 115点満点
使用しやすいようにエクセル表にしておりますが、文言の変更や項目の削除や付け加えはしないでください。よろしくお願いいたします。