2016年2月24日
神崎初美の災害看護研究と実践のページについて

私の災害看護との出会いは、2004年4月に前職(兵庫県立大学地域ケア開発研究所)に就き、様々な実践や活動をさせていただいた時からです。
1995年、1月17日に阪神・淡路大震災が起こったときには、まだ病院看護師をしていました。大阪に住んでいましたがかなりの揺れを体験し、起きた時ベッドの頭の横には高校生の時に貰ったブロンズ像が寝ていました。これが頭に当たっていたらと思うと恐ろしくなりました。その日は準夜勤で、被災者の方々がヘリコプターで私のいた病棟にも運ばれ病院としても多くの被災者を受け入れ看護した記憶があります。

その後、災害看護実践と研究に関わらせていただくようになり、臨床でICUCCUや整形外科で勤務した経験が活かせていると感じます。前職では、小中高校大学生や地域住民の方々への減災教育と「まちの保健室」を行っていたため、現在も関連した実践と研究を継続しています。

兵庫県に住む多くの人々は、次の災害は生きているうちには起こらないとなぜか信じており、激震地であったにもかかわらず備えていません。そこで私は災害だけでなく急病時に着目し、急病と災害に備える活動を行っています。これは多くの高齢者の方々の興味を引きよりリアルに必要性を感じて貰えていると感じています。最近では、色々な地域に出向き、救命時の行動、救急車の呼び方、地域住民自らが災害時にどのように避難行動するかについて、実践的研究を行っています。

この「神崎初美の災害看護研究と実践」のページでは、私の活動の近況や成果物を掲載していきたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。


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  • 兵庫県立大学 大学院 看護学研究科