要援護者避難支援に関する講義をしました

兵庫県介護支援専門員協会明石支部学術研究会での講義に呼ばれました。ここで講義させていただくのは今年で3年目です。
昨年、要援護者の避難に関して講義のなかで「個別の避難支援が必要」と提案したあと、奇しくも2013年度要援護者避難ガイドラインについて絵に描いた餅になっている現状を鑑み、個別避難支援を検討するよう見直しが内閣府から都道府県や市町村へ発信されるようになっています。
今回は「みんなで地域を守る処世術」という題で以下のような内容で40分間ほど講義し、その後の1時間半ほどで明石の6地区に分かれてグループワークして貰いました。活発に討議され、発表では独創的な提案や実践事例の紹介もありました。少しずつ明石の要援護者避難支援が進めば良いなあと思っています。

日時:2014年2月22日13:30-16:00
会場:明石市医師会館
テーマ:「みんなで地域を守る処世術」
講義内容:
・要援護者についての情報共有の方法
・実行可能な要援護者避難支援とは
・災害直後から3日間の避難行動イメージ 地震編
・日頃の準備
・要援護者が避難所に到着したら
・要援護者に事前に知っておいて貰うこと
・避難所で考えられる環境衛生上の問題点とその対策
・必要となるケアや保健指導
・グループワーク「地域の実情と課題、いまからできる具体的方略(どんな小さな事でも良い)」

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  • 兵庫県立大学 大学院 看護学研究科