2006年7月3日
ストレスの機序と対処について

きょうは6月29日「思いこみはリウマチに悪影響」の続きで、ストレスについて書こうと思います。

みなさんがストレスといっていることばは、重圧や圧力、精神的重圧 という意味です。

ストレスの原因となるものをストレッサーと呼びます。

ストレスは、日常生活する上で避けることが出来ないものと言っても過言ではありません。

人と接していると必ず摩擦はありますし、感情も起こります。

それから働いていたら職場のストレスは起こります。

ましてや病気を持っていたらそのせいで起こることにいつもストレスを感じることになるでしょう。

しかし、その受けたストレスにどう対処するかで適応に大きな差が出るのです

最近では、ストレスを受けるという事実は仕方ない面があるので、そのことよりどう対処するかに焦点が移りつつあります。

たとえば、学生さんが試験を前にするととても緊張しストレスを感じるているとします。でもそれを乗り越えるために学生さんは一生懸命勉強し自信と知識を身につけ乗り越えます。

ストレスはこのように悪いものだとも言い切れない部分もあり動機付けのきっかけとなることがあります。

しかし、ストレッサーが大きすぎたり長期すぎたりすると動機付けを持とうとしても乗り越えようとしても難しいものになってきます。

そうなると、ストレスがかかり、その状況に適応出来なくなるのです。

ではどうしたらよいか・・・

まずストレスを受けている自分自身を評価してみるのです。

自分がそのストレッサーを

肯定的に捉えているのか

否定的に捉えているのか 

脅威として捉えているのか  

を見極めましょう。

そのうえで、何が危うくなっているのか、自分に何が出来るのか、どういう対処が出来るか

考えてみましょう。

物事に対処するときには、その人のこれまでの経験や、乗り越えられるという自信や効力感、環境が影響します。

環境とは単に家や温度湿度などだけでなく、なかには、自分を理解してくれる人の存在や友人や家族なども含まれています。

病気になってすぐのときや状況に遭ってすぐのときにはすぐには物事を肯定的に捉えることは難しいかも知れません。

時間は確かにそのことを解決してくれます。デモ一定の時間が掛かります。

それ以外にはやはり

  • ストレスを肯定的に捉えるもしくはストレスの重さをかわせる力
  • ストレスを発散できる
  • ストレスを受けている自分を客観的に眺めることができる(簡単に言えば冷めた自分を持つということかな)
  • 無理をせず身体的心理的に疲れているときは休む・寝る

ストレスをゼロにするのは難しい  だからこそ かわすのです。

わたしなんかは、かわすがヘタかなと思っています。だから発散型かもしれません(苦笑)


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