災害時における要援護者の理解と支援 パネラーとして呼ばれました

災害時における要援護者の理解と支援について一緒に考えてください
- 当事者からのメッセージ -
日時:2013年11月17日(日)
場所:六甲道勤労市民センター5階大会議室(六甲道駅南隣)
主催:眼の会

10:00-当事者からのメッセージ(聴覚要害、内部障害、視覚障害、脊髄損傷、パーキンソンの5名の方々)
11:25-基調講演「村井雅清氏」(被災地NGO協働センター代表)
13:20-16:00 パネルディスカッション
 パネラーのひとりとして呼ばれました!
その他のパネラーのかたがた:
佐木理人氏(毎日新聞社「点字毎日」記者)
永坂美晴氏(明石市望海在宅介護胃炎センター長)
宇田川真之氏(人と防災未来センター 研究部)
村井雅清氏

午前中の当事者の方々からのメッセージ、本当に良かったです。看護職としては出会ったことのある疾患のかたがたですが、看護師をしていてもこのような体験をじっくり聞けることは少ないです。普段のご苦労やこれまでの生活の様子をお聞かせいただき、わたしはこの聞いた体験談から大変な財産を得た気持ちです。これを多くの看護職や学生に伝えなきゃと思いました。
基調講演の村井さんのお話しについては、同じく被災地で活動することがある私はどのお話しも共感しますし、日夜ボランティアや福祉に関して労をとっておられる村井さんに頭が下がります。今日ご一緒できよかったです。
パネラーの皆さんともお知り合いになれていろんなお話も聞けてとても勉強になりました!
佐木さんは、じつは私がNsだった頃の患者さんです。17年ぶりに偶然お会いでき今日一番の感激でした。当時、大学生だったものね。
私は、佐木さんの受け持ちNsとしてリハビリするためよく院内を一緒に散歩したんです。そのときに視覚障害のある方が日々どのような思いを持って暮らしているのか、歩くときにも五感をとぎすましていることも教えてくれたんです。佐木さんはきっと、自分を看護する人には自分のことをもっとよく知って貰いたいと思ってつたえてくれたのだと思います。これすごく大事なことでした!
私たちNsは忙しくて患者さんが語ってくれる貴重な体験もじっくり聞くことがないと思います。もうすこし理解できたらもっと看護の幅は拡がるのだと思います。
この頃に聞いたお話しはとても印象的だったので、今でも学生や看護師対象の講義でよく話させて貰っています。
そしてきょう再会できがんばっているお姿を見てとってもうれしかった!ずっとどうしているかと彼に会いたかったし、こんなことってあるのですね!

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  • 兵庫県立大学 大学院 看護学研究科